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子供を中学受験させると決めた時、色々な情報を収集して、

ある程度大変なことは予想して心構えができていても、

教科書通りには進まず、想定外のことに苦労しました。

息子が終わって経験値が上がったと思っていましたが、

娘の受験は全く別のものになりそうで、経験が役立ちそうにありません。

ただ、娘なんてまだ想像以上に大変なことは何一つ起こっていなくて、

あと1年後くらいから大波がやってくることは何となくわかります。

母子一体からの脱出

息子との受験で一番の後悔は、子供の自立したいという気持ちに合わせて、

うまく自走への道を作ってあげられなかったことです。

初めての子育て、初めての中学受験で、手を放すことが怖くて、

自走したい息子の背中を押すことができず、管理することに執着しました。

そして、こじれて、話し合って、成績は下がって、の5年生を過ごしました。

新小6の始まる2月に覚悟を決めて腹をくくり、勉強に関わるのをやめました。

子供が「手を放してほしい」というタイミングで、子供を信じて手を放すべきだったという後悔があります。

親は手を放して志望校に届かなくなることを何より恐れていますが、

それに固執していると、子供の大切な心が歪んだり壊れたりしてしまいます。

併願校選び

息子は小4の時に志望校を決めて、そこに入学することしか考えていませんでした。

中学受験の経験のない幼い息子は、「落ちる」という可能性を理解できていなくて、

「併願なんでどうでもいい、行かないからママ勝手に選んで。」と言われ、

必死に学校の雰囲気が似た学校を探しまくりました。

小6の12月になっても、ここならいいかな、と思える学校が見つからず、

結局、NNの先生に相談して、なんとか2日目校、3日目校を決めましたが、

学校の「雰囲気」が息子に合うかどうかで決めたので、

かなり例のない併願校の組み合わせになりました。

息子が拒否したので、過去問演習も全くできませんでした。

併願校に進学していたら、楽しい学校生活を送れたかは、わかりません。

「併願は親の責任で決めましょう」とも言われますが、とても難しかったし、できませんでした。

親のメンタル

私は息子が受験直前の12月から、完全にメンタル崩壊していました。

親がそんなんでどうするんだと言われそうですが、

夜は寝れない、ご飯は食べられない、突然涙が出てくる、

免疫力が下がり、インフルエンザやノロなどの感染症にかかりまくっていました。

中学受験生の親は受験する子の体調を整えるのが役目ですが、

自分が先に壊れてしまい、どうやって家事育児をしていたのかもあまり記憶がありません。

今なら、先のことを心配しないで、今に集中して、やれることをやるしかないでしょ、と思います。

でも、娘の受験の時も、同じメンタルになってしまうかも。

子供のメンタル管理も大事ですが、自分自身のメンタル管理ができないと、

本当に辛く苦しい直前期になります。

頭ではわかっていても、感情のコントロールは本当に難しいです。

 

↓直前期は毎日家中除菌していました。

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