中学受験をする娘のお友達のほとんどは公文を卒業しましたが、娘はまだ続けています。
おそらく公文の影響で、文章題を見て、数字を見つけたら考える前にパズルのように組み合わせて、
それっぽい数字にして答えを出そうとします。
「まず計算」になってしまうのは、娘の性格の問題もありますが、公文の影響も大きいと感じます。
食塩水
昨日私が怒ったのは、食塩水の文章題。
6%の食塩水80グラムと、15%の食塩水を混ぜて10%の食塩水ができるとき、15%の食塩水を何グラム混ぜたかという問題です。
娘がこの問題をやるのは4回目。
答えを覚えてしまっているので、「64!」と即答です。
でも、式は…?というとキレはじめ、何とか聞き出すと、
「6X10+4」という謎の答え…
つるかめ算の面積図方式で、80×(10-6)=□×(15-10)と、
何度も教えているのに、やり方は忘れて答えだけ覚えていて、
答えになるような式をあとから作っています。
そろばん
息子も小学校低学年からそろばんを習っていて、計算は早かったのですが、
小4の後半ごろから、文章題を見て、
考えるより先に計算を始めることが多くなってきました。
簡単な問題も先走ってミスをすることが続き、そろばんはやめました。
色々計算してみれば解けるかも、とやってみることも大事ですが、
じっくり考えることを飛ばしてしまうことも起こりがちです。
答え
公文やそろばんを習っていると、答えを出すのは早く正確になりますが、
中学受験の算数に必要な、途中の考え方を育てることは難しいと感じています。
娘の場合、計算力の維持と、小学校の学習についていくため、
中学に入っても中学の数学についていくために、公文は続けるつもりですが、
公文算数と受験算数は目的も効果も別々のものです。
どうやって両立していくか、悩ましいです。
↓娘が大好きなコーンスープ。小さいので、塾前に急いで飲める量です。
中学受験のブログがたくさん。
参考になります!

