息子に娘の勉強を見てもらって1カ月がたちます。
最近は娘に、「ママ、にぃと勉強するからあっち行って。」
と部屋から追い出され、隣の部屋でそっと様子をうかがっています。
息子の教え方は、私の教え方よりはるかに優秀で、
私が何度教えても同じことでつまずいていた娘が、
息子と勉強するようになって、少しずつ前に進んでいます。
成功体験
息子が昨日教えていたのは、帯分数・仮分数・真分数。
息子と勉強するようになって娘は、
最初からできないとあきらめずに、一旦自分で考えるようになりました。
勉強していて、理解できそうになると、息子の説明を遮って、
「ちょっとまって!わかりそう!考えるから黙れ!!」と言って、
口をうごかし手を動かし、自分の理解を形にしていきます。
娘が何とか自力で答えを出したところで、息子が、
「おしい!」とか「できた!」と声をかけて、成功の方向に導いてくれるので、
娘は「やった~わかった~!!!」と喜び、
そこで私は、「ママ~できたよ、見て~!!」と呼ばれます。
私にできるのは、理解した娘に大げさに喜んであげることくらいです。
相手に合わせる
息子のやり方は無理がなくて、相手の速度に合わせているから、
娘も楽しく勉強ができるようです。
もちろんこじれて息子がお手上げになることもありますが、
私と勉強するよりも、こじれ率は格段に低いです。
ひとつの問いに対する教え方を何通りも持っているし、
自分の知識の中から、今の娘に必要な情報だけを与えて
娘の理解を促すことができます。
中学受験を経験してきたからできる教え方だと感じます。
力の差
私はどんなに努力をしても、息子のように教えることはできません。
いつもこじらせて、娘を絶望の方向へ導いてしまいます…
だから理解が必要な勉強は息子に任せ、私にできることをやろうと思います。
社会の地名や国語の漢字の暗記、勉強のスケジュール組み立て、学校訪問。
すでに小6の親のような関わり方になってしまいますが、
それがベストな気がしています。
中学受験のブログがたくさん。
参考になります!

