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6年生の今の時期、学校を休んで昼過ぎからずっと個別や家庭教師、

夜は塾というラストスパートをかけている子は少なくないと思います。

息子も小6の1月は学校に行かずに、

塾以外の空き時間には個別を何コマも入れていました。

そういう家庭事情を話してくれる人はあまりいないので、

実際どれほどの子が同じようなことをしているかは不明ですが、

家にいても勉強しないし、自習室も怪しいから、

我が家は社会の暗記のために、個別に何十万も払っていました。

経験者

私たち世代の親の中には、中学受験の経験者も多いです。

サピックスに通って難関校を目指して勉強していた最初の世代が、

30歳半ばくらいになっています。

彼らは塾で叩き込まれた解き方をまだ覚えているので、

中学受験の問題を見て、すぐに教えることができる。

私の弟も、ヘルプを頼むとスラスラ解いてくれました。

そんな親がいたら、個別に突っ込まなくても、

中学受験はもっと順調に進むのでしょうか。

親を超えて

中学受験の息子の勉強に、私は小5の夏以降ついていけなくなりました。

その先は塾の先生にお任せするしかなくて、

私がすぐに教えてあげられたら、もっと伸びるのかも、

と悩んだりもしました。

算数は全く理解できなくて、理科と国語と社会の暗記くらいしか、

手伝えることはありませんでした。

勉強面でサポートできることがどんどん減っていって、

解けない問題が増えていくことが悲しかったのを覚えています。

受験がこじれる理由

中学受験の難しさは、

12歳の子供たちが、親の能力を超えた学習をしていること、

親が勉強内容を理解できないのに、子供をコントロールしようとすること、

子供がが望んでいないのに、個別や家庭教師を頼んだり、

余計な口を出しを親がすること、

子供がそれに従わなかったり、反発心を持つこと、

そんなお互いの考え方のズレにもあるような気がします。

頭がよくても、大人っぽくふるまっていても、精神的には12歳。

そのアンバランスを理解して、サポートするのは、本当に難しい。

それでも子供のことを一番理解しているのは親だし、

子供への愛情が誰よりも大きいのも親です。

娘とも、こじれても、修復しながら前に進んでいきたいです。

 

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