昨日、こじれた娘に勉強を教えていると、夫がやってきて、
「稼いだ金がドブに捨てられている気分」
「どれだけ恵まれているのか、わかってるのか」
等々、言い始めました…
それを聞いて娘の機嫌はさらに悪くなり…
夫の言い分
夫の気持ちもわかります。
きつい仕事をして、稼いだお金はすべて私に搾取されて、
息子の授業料と、娘の教育費に消える。
好きなものも買えないし(車とかパソコンとか?)、
行きたいところ(ハワイとか沖縄とか?)にも行けない。
ボーナスが出て買ったのは、ニトリのイスくらい。
↓これ
価値観の違い
私は、子供の教育費はケチっちゃダメだと思っています。
娘は、自分がやりたくもないことを、親にやらされている状態。
だから、よくやってくれているな、という気持ちです。
でも、そう思えるのは、自分の稼いだお金じゃないからなのかも。
自分の親にもやってきてもらったことだし、
「教育を与えるのは親の責任」と考えています。
夫は、中学受験できる子供は恵まれている。
恵まれた環境を与えられているんだから、
頑張って、結果を出すべき、じゃないともったいない、と考えています。
公文をやらせてみた
夫の言葉に娘がダメージを受けていたのが分かったので、
教材提供で余っていた公文の算数を二人にやらせてみました。
(私も娘と一緒にやったことがあり、大人には結構ツライのを経験済み)
狙いは、けちょんけちょんに言われた娘のメンタル回復と、
娘がどんなことを毎日やっているか、実際に夫に体感してもらって、
少しでも「娘偉いよ!!」と夫に思ってもらうこと。
B141~B145の引き算の教材を2つ用意して、
「よーいドン」でやらせたところ、
娘の方がダントツ早く、1問間違い、夫は4問間違いでした。
「1日も休まずに公文やっているんだよ、偉いよ」と言うと、
娘はそれで満足したようでした。
親のためにやっている
ほとんどの子供は、自分の意志で中学受験をするわけではなく、
親の意思で中学受験をさせられます。
子供は健気なので、親に喜んでほしい、という気持ちと、
親に怒られるのが怖い、という気持ちで頑張ってくれます。
娘は勉強よりも、外で野生児のように遊んでいたいタイプ。
その娘に、「やらせてやってるんだから感謝しろ」は無理です。
子供が親の気持ちを知るのはきっと、同じ立場になった時。
歩み寄るのを待つのではなく、親が子供に寄り添って、
娘の立場になって、共感しながらすすんでいきたいです。
できれば夫婦で、できれば家族で…
中学受験のブログがたくさん。
参考になります!

