ほとんどは、偏差値順に上から決まっていく中学受験。
でも、息子の通っていたNNも、1組全員が合格したわけではありません。
苦労や努力が実を結ばない場合もあります。
落ちた理由がわからない
1月校の受験は、失敗しても、2月までにリカバリーの時間があります。
得点開示している学校であれば、どの教科で失敗したのかも分かるし、
次はどうすればいいか考えて、同じ失敗をしないように対策をすればいい。
子供は幼いので、「こんなはずじゃない」と繰り返すだけで、
不合格の原因を自ら分析することはできません。
子供に「どうしてできなかったの?」と詰め寄るより、
不合格で無くした自信を回復させて、勉強に集中できる環境をつくり、
親は塾の先生と相談して、結果を分析して、子供の心を理解して、
次の試験のための対策を立てる方が、有意義だと思います。
価値ある不合格
入試が終わってからよく聞くのが、
合格では得られないものを不合格で得られる、という言葉。
不合格というくやしさを、
高校受験、大学受験を頑張る力に変えていこうということだと思うのですが、
12歳の子供に、そんな挫折を経験させたい親はいないと思います。
「くそ~」と思って大学受験を目指す6年間よりも、
楽しい中高一貫生活の中でやりたいことを見つけて、仲間と何かに没頭し、
大学受験も乗り越えていくという子供の成長の方が、
親としては望む姿ではないかと思います。
これからの数週間
初めての合格がこんなに嬉しいんだと感涙したり、
まさかの不合格で絶望したり、
2月の入試が始まるまで、山あり谷ありの数週間かもしれません。
それでも、この数週間は、本番準備のための、何より大切な数週間です。
学力の伸びはもうそれほど期待できない時期ですが、
お子さんの今までの努力で、戦えるだけの力は十分についているはず。
そう信じて、親は冷静に、的確に、お子さんの合格への道筋を、
整えてあげてください。
中学受験のブログがたくさん。
参考になります!

