子育ては経験のないことばかりで、私はいつも失敗ばかりしています。
でも、何度失敗しても、子供たちは許してくれます。
そして、アドバイスまでしてくれます。
アドバイスに従って変わろうとする私を、子供はいつも受け入れてくれます。
子供の懐は深い
今まで色々なぶつかり合いをしてきましたが、
息子の成長期、小5後半の衝突が一番つらい出来事でした。
それまで言いなりだった息子が、突然言うことを聞かなくなって、
テスト直しも,反抗してやらなくなって、
焦った私は間違った問題をもって子供を追い回す日々…
逃げ回る息子を追いかけまわして無理やりやらせても、身になるわけもなく、
成績は落ちるばかり。
訳が分からなくなり、どうしたらいいのか息子に聞きました。
「テストで間違えた問題は自分でわかってる。
なのにママはその傷をさらにえぐってくる。
それは、すごく傷つくし、悲しいんだよ。やめてほしいんだよ。」
と息子に言われて、はじめて私は、息子の成長に気づきました。
成長に合わせて関わり方を変えてこなかったことに気が付きました。
それでも、テスト直しに関わることをやめることに、不安でいっぱいでした。
それ以来、勝手に思い込みで行動せずに、
息子に聞いてから手を出すようにしています。
そして、自分の希望を話してくれた時は、その通りにしています。
息子との関係はとてもよくなりました。
成績も、手を離したことで落ちることはありませんでした。
子供に責任を背負わせない
模試がダメだった時、落ち込む息子にかける言葉は、
叱責系ではなく、応援系に決めていました。
そして、親が他人事発言をしないこと。
「だからあれ復習しときなさいって昨日言ったじゃん!」
ではなく、
「どうして復習したのにできなかったのか考えよう」
と言ってみる。とか。
子に責任を押し付けずに、一緒に次に向けての対策を考える。
結果が出なかったときに、子供を突き放しても、
成績を上げるために頑張れる子供はごくわずかです。
軌道から外れてしまったとき、親が寄り添ってあげると、
子供も安心して、いつかまたいい流れに乗っていけます。
目を離さずに、心は寄り添い、必要な時に手を差し伸べる。
子供にとって自分のことを理解して応援してくれる親の存在は、
頑張る大きな力になると思います。
↓今朝、娘と読んだのですが…私が泣きました。
文章は全部ひらがなで、読みやすいですが、
小さい子にこの心情を読み取らせるのはなかなか難しいと思います…
中学受験のブログがたくさん。
参考になります!

