ただひたすら、テキストを読んだり、ノートを作ったりするよりも、
学んだことを思い出そうと脳をしっかり働かせることが、
暗記には有効だと感じています。
自分自身の勉強でも、チェックペンをひいて、赤シートで隠しながら勉強すると、
記憶の定着度が上がることが多いと感じます。
黒ペンで消していた
小4、小5の頃は、息子の理科と社会のテキストをコピーして、
大事なところを黒く塗りつぶして、音読させていました。
4~5回繰り返すと、大体のことは暗記できていました。
それでも覚えられないことは、質問方法を変えて、単語カードに書いて、
1日1回質問していました。
1週間で見開き2ページくらいの範囲なので勉強自体は負担になりませんが、
積み重なると大きな知識になります。
小4で理科と社会が始まったら、穴がないように毎日少しでも勉強しておくと、
6年生になったときに順調に応用問題に取り組めます。
息子の場合は、興味のない社会がなかなか定着しなかったので、かなりしつこく繰り返しました。
1日の終わりに勉強チェック
子供が「やったつもり」で終わらないために、
1日勉強が終わったら、身についているかチェックすることも大事です。
私は、30分以内で、冬期講習で間違えた問題をコピーしておいてやらせたり、
いつもいつも間違える問題を口頭で質問したりしていました。
勉強したはずなのにできないときは、どうしてできないのか、
できるようになるにはどう勉強したらいいと思うのか、息子に説明させました。
そしてその場で覚えさせて、次の日またチェック。
子供も、「やったつもり」が減り、親も前に進んでいる安心感が得られます。
結果を受け止められる子供に
この時期に意識していたことは、
受験が終わったときに、どんな結果であっても、
自信をなくさずに、事実を受け止られる子供にすることでした。
弟の受験の時、
「こんなに頑張ったのに、落ちるなんておかしい。」
と暴れる子供や、病むお母さんをたくさん見てきて、
子供はやったつもり、親はやらせたつもりって、怖いな、と感じていました。
親は子供の状況を的確に把握して、アドバイスする。
子供は、自分の学習状況や実力を客観視できるようにする。
勉強を教えられなくても、勉強の正しいやり方は、親が導いてあげられます。
↓本だけでなく、YouTubeも見ています。わかりやすいし、納得できます。
中学受験のブログがたくさん。
参考になります!

