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去年、11月のNN模試でビリから数名という点数を取ってきた息子は、

11月~12月にかけて、いわゆる「スランプ」でした。

結果を見て私は、「受からないかもしれない」という不安を大きくし、

息子は「正月特訓でどこまでクラスが下がるのか」という不安でいっぱいでした。

突然のスランプ

スランプは、ある日突然やってきました。

毎日のノルマの計算問題2問を間違えることが続きました。

原因は、通分を間違えたとか、足し算を間違えたとか、些細なことです。

でも、全部間違えるのです…

特に算数で点が取れなくなりました。

そのうち自信もなくなって、簡単な問題も解けなくなりました。

本人も、「何が何だかわからない。なんで解けないのかわからない。」というパニック状態。

先生に相談

集団塾の先生に相談したところ、授業中も同じような状態で、

「あれ?」と思うことが多くなっているということでした。

とても前向きで感覚的な先生だったので、

「今が底だと思って間違いないです!私の感触では、もう上がってきています。

今回のような経験をしておくことも大事です。本番は大丈夫ですよ!!」

と、楽観的な答えをいただきました。

早稲アカのNNの先生からは、

「忍耐強さが足りない。あとひと踏ん張りのところで頑張れないことと、

作図や途中式、数字を丁寧に書かないから間違える。

それを直せなければ、上がることはできない。」

という厳しい言葉をいただきました。

本人なりに納得

それぞれの先生から本人にも声掛けをしてもらいました。

息子なりに、スランプの原因を理解し、

結果を出すために自分に足りないことを整理したようです。

それからは、我慢して、スピードを落として、丁寧に解くようになりました。

それでも早稲アカの先生からは、宿題を提出するたびに、

「字が汚い、式が雑すぎる、やる気がないならもう見ない」など、

厳しい言葉と直しのはいった、真っ赤になったノートが返ってきていました。

NNで厳しく指導され、通常の塾では優しく励まされながら頑張りました。

11月に始まったスランプは、1月には抜け出せていました。

つらく苦しい時期でしたが、息子を大きく成長させた出来事でした。

私は、あの時の息子の号泣する姿を一生忘れられないと思います。

12歳の子供の本気の悔し涙は、涙もろくない私でももらい泣きしてしまうほどの威力でした。

 

↓年末年始の塾弁も、サーモスに入れていました。

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