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この時期、期末テストや通知表の結果をみて、悩んでいるママが多いです。

鉄緑会指定校の一つに通っている友人は、

「学校側も、子供たちが塾通いしてることをわかってる。

だから、ほんとに底辺の子にしか補習しなくて、

底辺以外の低レベルの子供たちは、ほったらかしだよ…」

と言っていました。

この夏から、塾通い(個別指導)をはじめるそうです。

さらに、時期を見て鉄緑会も考えているとか…

入学前は、中学の間は塾には通わせないって言ってたのに!

 

鉄緑会指定校・在籍生徒数一覧(2019年5月現在)

鉄緑会のホームページに載っているデータを見ると、

指定校の在籍生徒数は以下でした。

開成 901 名
桜蔭 787 名
筑駒 486 名
麻布 365 名
駒東 279 名
海城 363 名
筑大附 341 名
豊島岡 314 名
女子学院 197 名
雙葉 199 名
渋幕 177 名
聖光 86 名
栄光 81 名

在校生の数からざっと計算すると、筑駒が、一番多くて59%、次が桜蔭で51%、開成は39%くらい。

学年ごとのデータは載っていないんですよね。

間違いなく、学年が上がるごとに通塾率は高くなるので、

中学1年から通っている子は、この中の2割くらいなのかな?という感覚です。

担任の先生の言葉

息子の担任の先生は、とにかく今は学校の勉強を優先して欲しい。

そして塾通いよりも、本物を見て、体験して、学んで欲しいと話されます。

土台を広げ、伸びしろを広げる中学生活にして欲しいと。

そのためには、テストでできなかったことを、自分の力でできるようにする。

誰にも頼らず、自立して勉強のやり方を工夫していかないと、

これから先、学びを深めていくことはできない。と。

先生、鉄緑会に通って欲しくないと思ってる

先生は、鉄緑会に通わなければ、もっと伸びたのに、という子供たちをたくさん見てきたのだと思います。

授業中に授業を聞かず、塾の宿題をやっている子供たちがいる現実に、

何のためにうちの学校に入ったんだ…と悲しい気持ちなのかもしれません。

一方で、鉄緑会に通って、鉄緑会の勉強を徹底的にこなせば、

東大合格につながるというのもまた事実だと思います。

男子難関校は特に、子供たちを将来、世界のリーダーとしてふさわしい人間にするための教育を、独自の教育理念に基づいて行っています。

その教育の邪魔になっているひとつが、鉄緑会のシステムなのかも…?

受験の世界、なんかおかしい

中学受験が終わったら、好きな勉強を気が済むまで掘り下げて、

学校の授業をしっかり聞いて、課題をしっかりこなしていれば、

その延長線上に大学受験があると思っていましたが、

中学受験の終了とともに、

外野から、「次は大学受験だよ!」の声が聞こえてきます。

塾からの勧誘の多さにも驚いたし、

大学受験に向けた通塾を中1からしている子がいることにも驚いたし、

あんなに勉強できたのに、いきなり勉強についていけなくなって塾通いしている子がいることにも驚いています。

中学受験のブログがたくさん。
参考になります!

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