中学受験の国語では、経験したことのない世界を読み解き、

論理的思考に基づいた客観的な視点で、大人な回答を求められます。

戦争や貧困、死別など、小学生に想像することが難しいテーマが出題されます。

男子校なのに、女子が主人公の文章が出題されたりもします。

読解力を向上させるには、読書一択です。

小3で出会った「びりっかすの神さま」

はじめて読んだときの息子の食いつきっぷりのよさを見て、

「はまったな」と心でガッツポーズしたのを覚えています。

この出会いから半年ほどで、息子は岡田淳の作品をほぼすべて読みました。

読解力がどんどんついていくのがわかりました。

一番になることに価値があるのではなく、

本気で力を尽くすことにこそ価値がある。

ということを分かり易く伝えている本です。

小3、小4のお子さんの夏の読書感想文におすすめです。

お母さんもお父さんも、読んでみてください。

きっと泣きます。

びりっかすの神さま 岡田淳

小4、小5なら、「時速47メートルの疾走」

様々な境遇の4人の子供たちが出てくるお話です。

楽しく読み進められるのはもちろんですが、

複雑な心情を読み解く訓練になる一冊です。

息子は小5の夏休みの読書感想文に、この本を選びました。

時速47メートルの疾走 吉野万理子

小6は重松清や池井戸潤を読んでいた

小6になると、重松清や池井戸潤をよく読んでいました。

小6の夏は読書のために時間を確保するのはもったいないので、

読書感想文は読んだことのある本の中から書くことをお勧めします。

読書は読解力に直結する

本を読むと、想像力、語彙力、読解力が身に付きます。

ただ闇雲に多読するのではなく、

作品の内容を掘り下げることも大切です。

親も同じ作品を読んで、

要約することや、感想を言い合うことで、

論理的思考や、問題解決能力なども養われていきます。

 

 

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