入試が終わって1週間くらいはまだバタバタと忙しく、気持ちも張っているのですが、2月中旬くらいになると、心に大きな穴が開いたような喪失感に包まれ、何をしたらいいかわからない状態になりました。

子供は今を生きている

入試が終わった瞬間、子供はもう中学受験のことは忘れます。

気持ちの切り替えスイッチがあるかのように、普通の小学生に戻ります。

あんなに勉強して、あんなに必死だったのに、そんなことを微塵も感じさせずに、友達と遊んだり、好きなことをしたりして気ままに過ごします。

子どもは今を生きていて、未来に向かってどんどん前に進んでいるのに、親はその場から動けずに後ろばかり見てしまいます。

子供が前進、親は後退、密着していた距離が、どんどん離れていくさみしさ。

上手く気持ちが切り替えられなくて、辛い日々でした。

親は過去を振り返ってばかり

切り替えられないのは、母親が多いと思います。

父親は、切り替えが早いです。母親よりは。

母親はいつまでも、思い出に浸って涙したり、自分を責めたり…

ぽっかり空いた時間に、やることはたくさんあるのですが、何も手につかない。

私も、2月から、ずっとそんな状態でした。

あんなに濃密だった二人の時間はどこに行っちゃったんだろう。

世界の中心に受験があったのに、それがなくなって、ぽっかり穴が開いてしまいました。

中学受験が、親と子供が一緒に頑張れる最後の機会だとわかっていたので、大切に後悔のないように、過ごしてきた日々でした。

子供と同じ目標に向かって、一緒に頑張って、喜んだり泣いたりした日々がもう戻ってこないことに気持ちがついていきません。

前に進む努力をしよう

じっとしていても気持ちは過去に遡るばかりなので、

私は、オンライン英会話をはじめてみたり、ブログをはじめてみたり、

しばらく会っていなかった友人と会ってみたりして、

無理に時間を埋めて気を紛らわしています。

自分の興味や自分の世界を少しずつ取り戻すことで、

徐々に思い出にしていけるといいなと思っています。

 

中学受験のブログがたくさん。
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