息子を入塾させるときに、大手の塾をたくさん見て回りました。
入れたかった日能研、SAPIX、四谷大塚、早稲アカ、全て息子が拒否。
結局近所の小さな塾に入塾させました。
塾選びは子供の意見を尊重する
2019年2月に中学受験を終えましたが、塾選びは慎重に進めました。
息子が気に入った近所の塾に入塾して、
小2からずっと中学受験の勉強をしていましたが、
小6になって、先生から、
「志望校の対策は、うちではできない。教えられる講師がいない。
大手に通って欲しい」
と言われました。
6年生になってからは、地元の小規模塾、個別指導塾、早稲田アカデミーのNNと、3つの塾を掛け持ちしました。
志望校対策を早稲アカで、弱点補強は個別指導で、補いました。
それでも、息子のホームは最後まで、地元の小さな塾でした。
できれば、サピックスに入れたかった
SAPIXの合格実績は本当に素晴らしいです。
一度入塾テストも受けました。
でも、息子が、
「なんかみんなすごいちゃんと勉強してるんだよ、ふざけてる人いないの。あの雰囲気、好きじゃない」
と拒否したので、あきらめました…
サピックスにしなかったもう一つの理由は弟のこと
弟が中学受験した当時、私は大学生でした。
年の離れた弟は、末っ子らしく、無邪気で明るくて優しい子でした。
でも、SAPIXに通いだして、偏差値至上主義の中で毎回成績順にクラスや席がかわる状況で、流されやすい弟は、どんどん変わっていきました。
いつの間にか、人の価値を偏差値や学歴で判断するようになってしまった弟を見て、
9歳から12歳の多感な時期の子供の環境は、慎重に決めなくてはいけないと感じました。
中学受験をする環境は結果よりも重要
弟は第一志望に合格し、家族も親戚も大喜び。
母は、SAPIXでなければ合格できなかったと本当に感謝していますし、それは事実だと思います。
でも、合格後目的を失った弟は、中高大とあまり楽しそうではありませんでした。
燃え尽きてしまったんだと思います。
そして、弟の進学した学校は、弟の偏差値には合っていましたが、弟の性格に合っていませんでした。
家庭の環境も大切。塾に丸投げしないこと。
うちの場合は家庭での子供の導き方にも、本人の幼さにも問題があって、
塾のせいばかりではありません。
でも、塾選びで一番大切なのは、家庭の方針と塾の方針があっていること、
子供の伸ばしたい点を伸ばしてくれる塾であることだと思います。
中学受験のブログがたくさん。
参考になります!

